花博大阪府パビリオン「いちょう館」の大イチョウ
年代 | 平成2年(1990年) | 出典 | 「国際花と緑の博覧会公式記録 花と緑」 財団法人国際花と緑の博覧会協会 |
---|
「国際花と緑の博覧会」の大阪府パビリオン「いちょう館」に植えられていた、高さ17メートル・幹周り2メートル・重量15.5トンのイチョウの大木。
「いちょう館」のシンボルツリーとなるイチョウの大木を手配するため、花博開催1年前より調査を開始し、現地視察の結果、千葉県成田市にあったこの木を大阪に移植する運びとなった。
花博終了後、このイチョウは服部緑地東中央広場に移植され、現在は広場の顔として親しまれている。
花博「いちょう館」大イチョウの現在
年代 | 平成23年(2011年) | 出典 | 一般財団法人 大阪府公園協会 |
---|
写真のイチョウは、かつて「国際花と緑の博覧会」の大阪府パビリオン「いちょう館」のシンボルツリーであったが、花博終了にともない、服部緑地に移植された。
当初は他の公園への移植が検討されていたが、やはり府営公園を代表する服部緑地が相応しいとの判断から、公園の玄関にあたる東中央広場に移植されることとなった。
移植から20年以上が経過した現在は、周囲の風景にもすっかり馴染み、秋には美しい黄葉で人々の目を楽しませてくれる。
なお、この大木の周辺のイチョウも、花博会場より同時期に移植された木々である。